京都・那須を拠点に活動するエプロンブランド「LYLA RINTO」さんのポップアップ。
エプロンや生花、ドライフラワーなどの販売をしてくださった。
オーナーのみちえさんは、エプロンブランド・花屋・女優の三足のわらじを履く女性だ。
花屋は見かけによらずかなりの力仕事だそうで、重い荷物を持ってもしっかりと腰を支えられるよう、帯の部分が太くしっかりとした作りになっている。
着物の帯を締めるときは、へそから指三本下の部分(丹田)を帯の下線に合わせて、きゅっと締める。姿勢を整えてから丹田に力を入れて結ぶ。
そうする事で体の軸が安定すると同時に、丹田を意識してお腹で呼吸することで心にも一本筋が通って安定し、「腹のすわった」状態に整えることができる。
女優として着物に慣れ親しんでいるみちえさんならではの哲学と工夫がなされていると感じた。
普段の家事やガーデニングはもちろん、飲食店などで長時間の立ち仕事をされる方にもおすすめの商品だ。
店の中央にフリースペースは吹き抜けで、透明の屋根で自然光のトップライトをとっている。
そのスペースに透け感のある白い布を張ってくれたので、柔らかい光で全体を明るく照らしてくれ、普段とはまた違ってLYLA RINTOさんらしい優しさに溢れた空間になった。
今回の企画は、花束を持ってコーヒー屋から出て行く人の姿を見たい、とLYLA RINTOのみちえさんに声をかけさせていただいた。
花を見るとみんな自然と明るい表情になる。
花を買った人だけでなく、花を持っている人の周りの人の気分も明るくなるから、花の力は本当にすごい。
なんだか窮屈で不安な世界だが、コーヒー屋という形で場所を開いている人間として、少しでもワクワクするもの、人を笑顔にできることをやりたいと思った時に、やっぱり花がいいなと直感的に思った。
それで友達でもあるLYLA RINTOのみちえさんに相談させてもらったわけだ。
2日間だけだったが、たくさんの出会いと笑顔が生まれた最高の時間だった。
ちょっと意外だったのが、花を買ってくれる男性が多かったこと。
自分も最近部屋に花を飾ったりするようになったのだが、それがとても嬉しかった。
人の心に効く
花の力を感じた2日間だった
是非定期的にやりたいねと、みちえさんと話している。
LYLA LINTO(ライラ リント)
京都と那須をベースにするエプロンブランド。
楽しく 自分らしく。。 身につけていただいた方の 少しでもお役に立てるような。。 そんなものづくりを目指しています。
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大阪府豊能町生まれ 20代前半に「おもしろそう」という理由でトロントへ渡りコーヒーショップで働き始める。カナダでの生活、人や文化、ヘラジカが好きになり、カナダ人になることを本気で計画するも、家の事情で実家の豊能町へUターン。 2014年、家業である中西商店を引き継ぎ、店舗の一角でEMMA COFFEEを開業。 2021年、中西商店を全面的に改装。あらゆる人が自由に過ごすことができる「公園」を作ることを目標に中西商店をリニューアルし、多様なイベントやプロジェクトを企画。同時にEMMA COFFEEを自家焙煎化し、オリジナル商品の開発やコーヒー豆の卸にも力を入れている。
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