中西商店は1919年創業の日用品店で、地域の社交場でした。創業当時の店舗は今とは別の場所にあり、今の店舗を建てたのは約70年前のことだそうです。
当時曽祖父は50歳、丁稚奉公の後、20歳で中西商店を開業してから30年後に今の場所に土地を買って建てた事になります。
老朽化した店舗の改装工事を決断し、自分もバールを持って壁を壊している時に、自然と曽祖父への気持ちが湧いてきました。
「ハタチから30年頑張って、やっと建てた家なんやな」「これを建てるのにどれだけ大変だったやろうか」と当時は10人の子ども達と、沢山のお客さんで中西商店は賑やかだったろうなと思います。そんな大切な家に向かってバールを振るっている事に少し心痛みましたが、必ずより良い場所になると信じて改装を進めました。
増築を繰り返して３つの建物が連結された店舗の壁を取っ払い広々とした空間を作りました。コーヒー店や日用品店、ギャラリー、コワーキングスペースが同居し、建物の中央部は屋根を透明にして建物内に日光が差し込む吹き抜けと土の地面の中庭をつくり、いろんな人たちが集う公園のような場所をコンセプトとしています。
中西商店は様々な個性を持った人が、それぞれの楽しさを持ち寄り、自由に分かちあえる場所を目指しています。
考えや立場が異なる人がここでゆるやかに結び繋がることで、今までにない発想が生まれたり、地域に新たな仕事やコミュニティの輪が広がってほしい。そんな思いから、1Fと2Fの一部を小売業やギャラリー、イベントやワークショップなどのオープンスペースとして貸出をおこなっています。
レンタルご利用については当店規定の審査があります。
詳細はこちらから。
1F土間スペースに特設スクリーンを張り、映画上映会をしました。 固定の座席は作らず自分の好きな場所で自由に映画を観ていただきました。ちょっと不思議なアングラ劇場のような映画会になりました。
1F土間スペースでフローリストエプロン・お花/ブーケ・帆布小物の販売会が行われました。期間中ブーケ作りのワークショップも開催されました。
2Fキッチン＆オフィススペースで野菜や果物、ナッツ、ハーブなどがたくさん入ったタイの混ぜご飯の出張食堂が開かれました。お客様が食べた感想を言って帰ってくださるのが印象的でした。
２Fギャラリーを使って家族写真を撮って頂きました。自然光が差し込むギャラリーで絶好の撮影日和になりました。
1F土間スペースで無店舗の八百屋さんが出店して下さいました。野菜に纏わるサイドストーリーや農家さんの想い、珍しい野菜の食べ方など、お客様と直にコミュニケーションを取りながらの販売会となりました。
〒563-0299 大阪府豊能郡豊能町余野172-5
072-739-0789
Open / 10:00-18:00
Close / 水・木
【大阪梅田方面から】
阪神高速11号池田線 池田木部ICより 国道423号線を北上 約25分
または、新御堂筋線（国道423号線）を北上 箕面グリーンロードを抜けて国道423号線を北上、約10分
【京都亀岡方面から】
京都縦貫自動車道 亀岡ICより 国道423号線を南下、約30分
【阪急池田駅から】
阪急バス東能勢線で約40分、余野バス停下車
【千里中央駅から】
阪急バス北大阪ネオポリス線で約1時間、余野バス停下車
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